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当社の真珠について

真珠のグレードについて

「形」「まき」「キズ」「テリ」「色」の5つの要素で真珠のグレードが決まります。

形

真珠の形は分泌された真珠質によって形成された真珠層で決まります。
真珠質は均等に分泌されることは少なく、「真円」であるほど高く評価されています。

アコヤ真珠では以下のような形の評価となっています。

「丸」・・・真球又はそれに近い球状の真珠。形という品質要素の中で最も高く評価されるもの
「セミラウンド」・・・丸より、少し楕円になっているもの
「セミバロック」・・・真円とバロックの中間に位置するやや形の崩れた真珠
「バロック」・・・凹凸があったり、形が歪んでいるもの

巻き

真珠層の厚さのことをいい、耐久性・深みのある色や光沢と関係があり、品質要素の中では、最も重要です。
また真珠層の質によって、色・テリ・耐久性・弾力性の品質も変わってきます。
質の良い真珠層で巻きが厚いものほど、グレードが高くなります。
「巻き」真珠層の厚さ

キズ

数・種類・大きさ・位置などによって、その真珠のグレードに大きく影響してきます。

小キズ 中キズ 大キズ 加工キズ
真珠「小キズ」 真珠「中キズ」 真珠「大キズ」 真珠「加工キズ」

テリ

真珠が反射する光の質のことをいい、光の反射が非常に明るくシャープなものほどグレードが高く、逆に、その反射が弱く拡散して鈍いものはグレードが低くなります。

色

真珠の色は非常に複雑です。
巻きやテリと密接な関係があり、特に大きく真珠の色を決定する要素は3つあります。

第一に、光の作用、テリ。(真珠層を形成している「アラゴナイト」の結晶がどれだけ均一に積み重なっているか)
第二に、色素。(真珠を構成している「コンキオリン」という物質)
第三に、有機物。(貝が生成する有機物などにより、ブルー系の色となったりする)

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